主な活動

小学校絵画交流

2011年度よりの、新規事業として、九江市政府外事僑務弁公室のご協力により、九江市の小学校と大和高田市の小学校との間で、小学生の描いた、絵画を、お互いに相手方の小学校に送り、交流をし、相互に親善と理解を深めるという事業を開始しました。これは、小学生同士の交流に留まらず、市民の皆様を巻き込んだ親善活動になればよいと考えています。

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　２０１１年7月11日(月）及び12日(火)の2日間にわたって九江市双峰小学校の先生1名と6年生児童3名が高田小学校と高田中学校を訪問しました。このたびの訪問の最大の目的は、新しく始めた絵画交流事業として、九江市双方小学の児童が作成した書画作品を高田小学校に届けることと同校での交流会開催です。

・吉田市長を表敬訪問

　7月12日午前、一行は吉田誠克大和高田市長を表敬訪問しました。市長の歓迎の言葉を受けて、双峰小学の呉穎(ウー・イン)副校長から児童の紹介とともに、この交流事業の今後の発展を期待するとともに吉田市長の九江市訪問を要請しました。

・高田小学校を訪問

　高田小学校では、花岡章校長を校長室にて表敬後６年生児童全員が待つ体育館に移動。高田・九江友好会から中国との交流活動と九江市の紹介、続いて双峰小学校の呉穎副校長から訪問した3名の児童と持参した書画作品を紹介しました。高田小学校からは、2名の児童代表のうち中国出身の児童が中国語で「よくいらっしゃいました｣と挨拶。双峰小学の児童が九江から持参した書画作品52点を2名の代表に渡しました。続いて高田小学校6年生全員が歓迎の意味を込めて、歌2曲を合唱しました。昼食の時間には6年生の教室に移動。双峰小学の児童は1人ずつ３クラスに分かれ、６年生担任の先生、児童達と一緒に「給食」を体験しました。

・高田中学校を訪問

　高田中学校では、中尾正信校長の案内でクラブ活動を参観しました。この日見学したのは、バスケット、テニス、卓球、野球などのスポーツ部と、吹奏楽、美術、理科実験などで、児童たちは興味深く見学していました。その後校長室で懇談の際中尾校長は、将来スポーツ交流ができれば…と希望をのべていました。

・九江市の新聞に「日本訪問記」

　8月3日付の九江晩報に児童2名、8月6日付の九江潯陽報に呉副校長の「日本訪問」記事が掲載されました。その中で女性児童は、「このたび日本に行かなくては日本人から受けた親切と情熱を想像できただろうか。今回の短い日本旅行は大きな感動と驚きだった。町は清潔で人々は温和というのが印象的。伝統と現代文明精神がこの小さな国土に結合している。中国は改革開放後30年を経過しているが日本から学ぶべきものがある」と書いています。