奈良県大和高田市と中国江西省九江市との友好・親善の輪を広げましょう。

地図

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九江市とは

　九江市とは、どんなところでしょう。少し見てみることにしましょう。　

　左の地図をご覧下さい。中国の地図の南東部、白抜きの部分が江西省です。江西省は、安徽省、浙江省、福建省、広東省、湖南省、湖北省に囲まれた省です。省都は、南昌市で、人民解放軍の八一蜂起の場所として近代史に名を残しています。　

九江市は、このような江西省の最北部に位置します。南には世界遺産の廬山が聳え、北には、滔々と流れる大河、長江があります。市名の由来は『書経』禹貢に「九江孔殷」という記述が見え、長江がこの付近で諸川を集め水勢を強めることをいいます。湖北、安徽、江西三省が交界し、兵家必争の地でもあります。現在、九江市は、２つの市区、１つの県級市、９つの郊外県、２つの経済開発区、１つの風景名勝区を管轄し、総人口４６６万人、市区だけの人口で、６０万人を擁します。経済的には、上海から長江を遡る外航船の航路があり、外国に直結するコンテナーヤードがあります。香港の九龍と北京を結ぶ鉄道、京九線が通り、水運、陸運の要となっています。日本からは、スズキ自動車が進出しております。

歴史

春秋時代は呉楚の地であり、戦国時代には楚国に属しました。秦代に九江郡が設置され、前漢初には一時、淮南国が置かれましたが、間もなく九江郡に復し、柴桑・彭澤二県が設置されました。以後は江州と呼ばれたり、九江郡となったりしましたが、元代に江西行省江州路が設置され、明初に江西布政使司隷下の九江府、清代には江西省九江府となりました。清末には太平天国の支配下に入ったこともありました。

中華民国時代の1917年に九江市が成立したが、1936年に中国国民党政府によって九江県と改められ、1949年5月7日人民解放軍入城、中国共産党政権下で7月19日九江市人民政府（市区のみ）が成立、文化大革命期の革命委員会を経て1980年省直轄市となり、1983年市が県を管理する「区級市」に昇格しました。

1998年には長江の洪水により大水害に見舞われました。

現代九江市の風景

九江市区	煙水亭
九江長江大橋	九江港コンテナーヤード
ＩＢＣ－国際商務中心　（国際貿易センター）

さあ、九江学院を見てみましょう。上記のロゴをクリックしてください。